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GlobalGames

ゲーム・アニメ・ガジェットのブログです。

pomera「DM200」がついに登場!従来機DM100との違いを徹底分析!

2016年10月4日に文具メーカーが知られるキングジムが『ポメラ』の新モデルとして『DM200』を発表しました。

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(公式サイトより画像を引用)

"文章作成のみに特化したデジタルメモ"であるポメラは、変わった製品ながら数多くの愛好者を生み出しております。

何を隠そうこのブログの筆者もかつて従来機であるポメラDM100を愛用していました。

今回はポメラの新型である『DM200』について筆者なりに色々と分析してみました。
購入を検討している方は是非ともご覧になってください。


そもそもポメラとは?

もしかしたらポメラのことを知らない方がいるかもしれないので、最初にポメラについてのご説明を軽くします。
既にポメラを持っていて、そんなの今更言われなくても知っている!という方は読み飛ばしてくださいね!

ポメラは文章作成にのみ特化したデジタルメモです。


ポメラにはネット機能などが付いておらず、文章が作成できるだけのデジタルデバイスです。


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(従来機「DM100」の画像。公式サイトより引用。)


ネット機能がないのは一見してデメリットに見えるのですが、使用者からは「ネットに繋げないおかげで文章作成に集中できる」と評判です。
パソコンで文章作成をしていると、ついついTwitterやWikipediaなどを覗いてしまうときがあると思います。


ネット機能のないポメラだと、どうやってもTwitterやWikipediaを覗くことができないので文章作成に集中しやすい環境を作ることができます。


また、非常にコンパクトなサイズで起動してすぐに文章作成に取り掛かれたりもするので、外出先で思いついたアイデアなどを書き留めるデバイスとしても使うことができます。


ネットに繋げない分、電池の消耗が低く、長時間駆動できるのがポメラの特長ですね。


しかしポメラは従来機でも価格が2万から3万円と機能のわりには値が張ってしまいます。

3万円もあればASUSの格安モバイルノートPC『EeeBook』などが買えてしまうので「ただ文章を作成するだけの機械に2、3万も出せるのか?」というのがポメラの悩ましいところですね。


もちろん、筆者みたいに頻繁に文字を書く人ならば2、3万円出してでも買う価値があるのですが。

ポメラは芥川賞作家「羽田圭介」さんも使っています。


実はポメラは小説家にも愛好者がいる製品です。

有名なのは芥川賞作家の羽田圭介さんですね。



羽田さんは『バックライトがなくて、目に優しいからこれはいいな、と思った』と発言しています。

DM100からはバックライトが付くようになったのですが、ディスプレイのおかげで通常のパソコンよりも目に優しいのがポメラの特長です。

日々ディスプレイに向かって文章と格闘する小説家にとって、目に優しいというのはそれだけで大きなメリットですよね。


新型のポメラ「DM200」で変わったところは?


さて、ポメラについて少しご説明したところでいよいよ新型のポメラ「DM200」について迫っていきます。

さすがに全部は書ききれないので、筆者的に重要だと思う部分だけご説明します!
変わったところ全部を知りたい方は、是非公式サイトをチェックしてみてください!

画面が7インチになりました!


DM200の大きな進化その①。


ディスプレイに7インチワイドTFT液晶を搭載したので、従来のポメラより大きくなりました。


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(公式サイトより画像を引用)

ちなみに従来のポメラの画面サイズはDM100でも5.7インチ。

5.7インチでもそれなりに大きいのですが、DM100を使っていると時々「やっぱりこれ画面小さいよな」と不満を抱くこともありました。

DM200ではDM100と比べて40%も画面サイズが大きくなったので、より作業しやすくなったのです。
これはかなり嬉しい点ですね。

また、DM200でもDM100同様にバックライトを搭載しています。

日本語入力システムがパワーアップしました!


DM200ではポメラ向けに最適化されたATOKを搭載するとのことで、変換ミスなどが従来機より起きにくくなりました。

実は従来のポメラって、あんまり日本語入力ソフトが賢くなかったんですよね。

短文を変換するならまだしも、ちょっと長文を変換したらそれはそれはおかしな形で変換されてしまいます。


DM200に搭載している日本語入力システム『ATOK for pomera[ Professional ]』は従来機より語彙数が3倍に。

それ以外にも文脈に適した変換をしてくれたり入力ミスを訂正する候補を出してくれたりなど、まさに痒いところに手が届いた仕様となっています。

ついに無線LANが搭載されました!


DM200の大きな進化その②。
なんとついに無線LANが搭載されることになりました!


おいおい、ポメラの特長の1つに「ネット接続ができないこと」っていうのがあっただろ!


なんてツッコミが飛んできそうですが、ポメラに無線LANが搭載されたからってウェブブラウザが開けるようにはなりません。

PCとは根本的に違うので、無線LANがあったところでTwitterやWikipediaが覗けなければ、メールを受信することさえできません。


「ネット接続がないことによって集中できる環境を作り出す」


というポメラのコンセプトは見事に守られているわけですね。あっぱれ!


そしてなぜ無線LANを搭載したかというと、それは「文章を円滑にやり取りするため」です。

DM200では無線LANを搭載したので、Evernoteやメールアカウントにテキストを簡単に送信することができるようになりました。

○無線LAN搭載プリンターに文章を送信することもできます。
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※メールの受信はできません。
(公式サイトより画像を引用)


外出先でさっと文章を書いて、家に着いたらデスクトップの方に文章をアップロードする、という使い方が今回の機種より可能になったわけです。

DM100などでもFlashAirのSDカードを使えばEvernoteに文章を同期することができたのですが、より簡単に行えるようになったのは大きな進化点ですね。


また、新機能「ポメラSync」もDM200より搭載。

これによりポメラで作成した文章をiPhoneやMacの双方向で編集することができるようになりました。

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(公式サイトより画像を引用)


ポメラSyncを使う際にはGoogleのアカウントが必要になるのですが、アカウントを作るのは簡単なので大した問題にはならないでしょう。


構成管理が簡単になりました!


DM200では段落の先頭にピリオドを打つことによって、簡単に見出しを作れるようになりました。

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(公式サイトより画像を引用)


レポートなどを書く際に、見出しがあれば簡単に文章の構成を管理することができるようになります。

これは地味ながら大きな進化点ですね。

その他『テキストを分割して表示』できたり『フレームを作ってページを表示』できたり色々と進化しているので、パソコンにあるエディタソフトと似たような使い方ができるようになりました。

リチウムイオンバッテリーを搭載しました!


ポメラは乾電池で動く、というのが今までの常識でしたが、見事DM200にてその常識を打ち破りました!

なんとリチウムイオンバッテリーを搭載したのです!パチパチ!


「乾電池の方が取り回しが楽だからバッテリーなんか要らない」


という意見もあると思いますが、筆者的にこれは大きな進化点ですね。

充電もmicroUSBでできるので、非常に使いやすくなりましたね。

エネループとかだと、充電が面倒で忘れてしまうことがよくあるんですよ……。


DM200とDM100の機能比較(簡易版)

※こちらは公式サイトにあった機能比較表から筆者が大事だと思う点だけを抜き出した簡易版になります。
詳細版が見たい場合はこちらから。


機能 DM200 DM100
画面サイズ 7.0インチ 5.7インチ
バックライト
解像度 WSVGA
1024×600ドット
SVGA
800×600ドット
外形寸法 W263×D120×H18mm W263×D118.5×H24.6mm
質量(電池込み) 約580g 約440g
電源 リチウムイオンバッテリー 単3型電池2本
(アルカリ・エネループ)
使用時間 約18時間 約30時間(アルカリ)
約25時間(エネループ)
充電時間 約5時間
1ファイル文字数制限(全角) 約50,000文字 約40,000文字
表編集 なし あり
本体価格(税別) ¥49,800 ¥36,000



乾電池でなくバッテリーにした分、かなりスマートな形に仕上がってますね。


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(公式サイトより画像を引用)


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(公式サイトより画像を引用)

重量の増加が若干気になりますが、持ち運ぶ分には問題ない程度ですし、画面サイズとバッテリー搭載を考えれば及第点でしょうか?


使用時間も約18時間と半分近くに減っていますが、正直18時間もぶっ続けで文章を書くということはないでしょうし、これまた及第点ですかね?
microUSBポート搭載なので充電も気軽にできますし。


ただ、やはりバッテリーの劣化が気になりますね……。


乾電池ならばエネループでもサッと新しいのに交換できるのですが、バッテリーだとそうもいきません。
リチウムイオンバッテリーを搭載したことは若干評価が分かれるところですかね?

筆者はバッテリー搭載に大いに賛成ではありますが。


ここが勝ってる(劣ってる)!DM200


最後にDM200とDM100の違いについて簡単にまとめてみます!


DM200が勝っている点


○画面サイズが大きい

○デザインがスマート

○無線LANを搭載しているので文章の同期が楽

○日本語入力が楽

○文章の構成管理が楽

DM200が劣っている点


○質量がDM100より重い

○駆動時間がDM100の半分程度(しかも劣化の心配あり)

○表の編集機能がなくなった

○メニュー言語を英語にできない


というような形になります。

勝っている部分も多いのですが、やはり劣っている部分もあります。

購入する際は、是非とも劣っている点などを考慮してくださいね。


ちなみに筆者はまだ買うかどうか悩み中です。

ポータブックのときもそうでしたが、やはりキングジムの製品は価格がデンジャラスなんですよね……。

※ポータブックは小型が売りのビジネスパソコン。3万円クラスのスペックなのに価格が9万円という恐るべきモンスターなのだ。


5万円だったら普通のノートパソコン買っちゃうかなって感じです。

しかもポメラにはUSBポートがないので、普段使っているキーボードを接続することができません。

これがかなり問題で、筆者みたいにキーボードにこだわりのある人は多分ポメラという小さいデバイスでは文字が書けないと思うんですよ。

キーピッチも他のに比べてやはり狭いですし。

DM100も、結局打ちにくくなって今じゃ埃かぶってるなぁ。
(それでも4年近く使ってたんですけどね(笑))